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Tanium XEMプラットフォームが2年連続で国内市場シェア1位を獲得

多くの企業・団体が4月から新年度が始まり、あっという間にゴールデンウィークも過ぎてもう5月も半ばに差し掛かろうとしています。読者の皆さんの組織においても、今年度のイニシアティブへの取組が本格化されているのではないでしょうか。今週、筆者はRSA Conferenceの開催に合わせて渡米していますが、現地でも非常に多くの日本からの参加者の皆様にお会いし、今年度も引き続きサイバーセキュリティ市場が盛り上がるのだろうと実感しています。

さて、本日はそのような国内セキュリティ市場において、タニウムがシェア1位を取得したというポストとなります。従来、タニウムは市場調査会社のレポートに掲載されることがあまり多くありませんでした。それは、当社が個別の機能に特化したポイントソリューションではなく(例えば、パッチ管理、脆弱性管理、EDRなど)多くのソリューション領域を包含したプラットフォーム型ソリューションであり、製品比較が難しいからだと考えられます。しかし、近年ではお客様自身が複数のツールの乱立を嫌い、プラットフォーム型ソリューションへの切り替えが進んでいることもあり、我々のソリューションに関して外部アナリストの方々からコメントを頂いたり、調査レポートが発刊されたりするようになって参りました。

そのような中から最新のレポートをご紹介したいと思います。今回取り上げるのは、富士キメラ総研が先日発表した「2023 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧 市場編」です。長年、同分野の市場調査で定番となっているレポートですが、この最新版においてTanium XEMプラットフォームが「端末管理・セキュリティツール」のクラウドソリューションにおいて2年連続で国内1位に輝きました!市場占有率は約4割に及び、2位のベンダーに10%近くの差をつけています。

調査によれば、端末管理・セキュリティツール市場はオンプレミス(ソフトウェア)市場とクラウド市場に大別されますが、オンプレミス市場の規模は対前年比で変化がなく(昨年対比0%)、市場の拡大はクラウドソリューションに牽引されている状況です(昨年対比39.7%成長)。今後の成長見通しにおいても、オンプレミス市場は2022年から2028年までのCAGR(年平均成長率)がマイナスなのに対して、クラウド市場は同期間のCAGRが20%を超えており、今後もこの傾向が継続するものとされています。

当社でもオンプレ版に加えてクラウド版(Tanium Cloud)提供開始依頼、圧倒的に多くのお客様がクラウド版を選択されています。これにはいくつかの理由があるかと思いますが、やはりお客様の中で「クラウドファースト」が当たり前になっていることが一番の理由のようです。読者の皆様がご存知の通り、クラウドには数多くの利点があります。Tanium Cloudの利点をいくつか例示すると:

  • Tanium ServerだけではなくTanium Clientも常時最新版に保たれる
  • Tanium環境の運用においてインフラのメンテナンスが一切不要
  • 新機能がいち早く提供される(例:マイクロソフト社のSecurity Copilot連携など)
  • 国内データセンターからサービスを提供することで、「セキュリティに関わるセンシティブな情報を、国外に持ち出したくない」というお客様のご要望に対応
  • 導入の初期コストが抑えられる

一方、様々な事情でクラウド環境にアクセスできない閉域網の重要システムをお持ちの方々もいらっしゃるかと思います。当社では引き続きそのようなシステム向けにオンプレミス版のソフトウェア提供も続けておりますので、ご安心ください。

今回は国内市場における市場シェアについてご紹介しました。近々で、グローバルにおけるアナリストファームからの評価についてもブログを書きたいと思っておりますのでご期待ください。

当社ソリューションにご興味をお持ちの方はお気軽に当社までご連絡ください。

[email protected]

 


ブログ記事に関してご質問やご要望がございましたらこちらからお問い合わせください。

Tanium blog post author Junya Saito

齊藤 純哉

アジア太平洋日本地域 ビジネス戦略担当バイスプレジデントとして、この地域の短・中・長期経営計画立案やパートナー施策を含めたGTM(Go To Market) 戦略を統括しています。2019年に北アジアのパートナーセールス担当RVPとしてタニウムに入社し、その後マーケティングや北アジアのチャネルビジネスを統括してきました。

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