年頭のご挨拶
AI時代の幕開けとタニウムの10周年:2025年の展望
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。お客様、パートナー様をはじめ、タニウムと関わってくださるすべての皆様に心より感謝申し上げます。
昨年をサイバーセキュリティの視点から振り返ってみますと、様々な医療機関でのセキュリティ被害報告、サイバー攻撃による交通系決済システム障害、著名な企業に対するサイバー攻撃での被害の長期化など、組織外のセキュリティ脅威が顕著になった一年でした。また、生成AIがキーワードとなり、多くの企業においてAIの活用がテーマになりました。
タニウムは、AI時代を先駆けるAutonomous Endpoint Management(AEM)の製品版をリリースしました。Tanium Platformは、企業が直面する複雑なIT環境において、迅速かつ正確なデータ提供を通じて、効率的な運用をサポートする重要な役割を果たしています。これにAIの力を組み合わせることで、 IT運用者の負荷を軽減し、属人的なシステム運用からの脱却を実現する一歩となります。
いよいよ本格的なAI時代に突入し、今年はさらに多様なセキュリティ脅威の出現が予想されます。それに伴い、新たな脆弱性管理やパッチ管理の手法が求められます。一方で、組織内の全端末をリアルタイムに把握し、継続的な脆弱性の可視化と対処を可能にするサイバーハイジーンの基本の考え方は変わることなく、今後さらに重要性を増してきます。
タニウムはおかげさまで今年、日本法人設立10周年を迎えます。2025年も、 Tanium製品とサービスを通じて、サイバーハイジーンの先駆者として皆様のビジネスの成功を支援し続けることをお約束いたします。また、技術革新や市場の変化に対応するため、より一層の努力を重ねてまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
タニウム合同会社
代表執行役社長 原田 英典